【型落ちリールを安く買う】17ツインパワーXDを中古で購入【スペック比較】
- 2021.05.15
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1月末にシマノから2021年の新作リールが発表されました。
ステラ100周年が出るかも??ということで一部盛り上がりを見せていましたが、今年の発売はありませんでしたね。
2021製品の目玉は何と言っても、ツインパワーSWとツインパワーXDのモデルチェンジですよね。
特にショアからの釣りがメインとなる私としては、気になるのがツインパワーXDのモデルチェンジ。
名機とも名高い17ツインパワーXDの後継機として、満を辞して発表された21ツインパワーXDの詳細を紹介して行こうと思います。
最終的に17ツインパワーXDを購入してしまいました。。
ツインパワーXDってどんなリール??
出典 : シマノHP
コアソリッドモデルとしてステラに次ぐ2番手リールとして地位を確立してきたツインパワー。
釣りをしている人なら1度は聞いたことのあるモデルではないでしょうか。
高剛性でありながら、ステラと比べて比較的手を出しやすい価格設定 (ステラの約半値程度)、まさにコスパに優れたコアソリッドモデルの代表格の一つと言えます。
そんなツインパワーシリーズの名を冠して、2017年に登場したのがツインパワーXD。
このXDというワード、これは「extreme durability」の略称で、単純な日本語訳は「極度な耐久性」。
高剛性を売りにするツインパワーファンにとっては何より惹かれるこのワード。
そんな極度な耐久性を備えつつ、ヴァンキッシュなどのMGLシリーズが備える「マグナムライトローラー」を乗せたリール、それがツインパワーXDとなります。
マグナムライトローターを採用しているため、「extreme durability」でありながらMGLシリーズという若干の矛盾が生じている機種でもあります。。笑
高剛性なボディ+圧倒的巻きの軽さを実現したローターという、美味しいとこを組み合わせちゃいました、そんな感じのリールと思っていただければ良いと思います。
そんなリールの後継機ということで、期待をせずにはいられないのが21ツインパワーXD!
どんなモデルなのか紹介していきます。
17ツインパワーXDと21ツインパワーXDのスペック比較
それでは、17ツインパワーと新登場21ツインパワーXDのスペックをみていきましょう。
*人気モデル4000XGでの比較
細かい技術特製まで解説はしませんが、21ツインパワーでは最新の技術が軒並み導入されているので、リールとしてのクオリティが上がっていることは間違いありません。
さらに注目すべきはその自重で、人気モデル4000XGで比較すると45 gも軽量化されています。
リールの場合、ロッドとのバランスも考慮に入れるべきポイントのため、手放しに喜べるポイントではありませんが、それでも体感できるレベルかと思います。
(Sサイズの卵1個分程度軽くなります)
この軽量化を可能にしているのが、主にボディの脱アルミ化で、これが釣り業界でホットな話題の半プラ化というやつですね。
17ツインパワーはボディが全てアルミパーツで構成されていることから「フルメタルボディ」。
それに対してアルミ+Ci4 (合成樹脂)で構成されている21ツインパワーXDは「半プラボディ」というわけですね。
ここは個々人の趣向によりますが、「半プラ化」と話題になった20ツインパワーの評価が発売直後と比べて上がっていることからも、特に問題はないと個人的には思っています。
(それでも私自身はミーハーのため、フルメタルというワードに惹かれてしまうところもありますが。。)
21ツインパワーXDは20ツインパワーと19ヴァンキッシュの中間モデルなのか?
17ツインパワーとの比較に次いで、20ツインパワーや19ヴァンキッシュとも比較されがちな21ツインパワーXD。
この3つのリールについてもスペックの比較をしていきましょう。
*全て4000XGでの比較
こちらも例により詳細な技術情報は割愛いたします。
vs 20ツインパワー
微妙な違いがあれど、20ツインパワーとの違いは主にローターの違いが大きいでしょう。
巻き出しの軽さを売りにしたマグナムライトローター or 巻きだしは重くても剛性とシマノ特有の巻きのヌルヌル感を出す金属ローターを選ぶか、この辺りは好みの問題でしょうか。
アルミローターを採用している分、15 gほど20ツインパワーのが重くなっています。
20ツインパワーは発売当初こそは半プラ化の影響で酷評するレビューも多かったですが、現在ではいいリールとして紹介されるレビューが多くなっているように思います。
vs 19ヴァンキッシュ
一方でクイックレスポンスシリーズ同士の比較になるこの2機種の比較。
何と言ってもヴァンキッシュの圧倒的軽さ、これは釣りの種類によっては絶大な効果を発揮します。
アジングを始めとする、繊細さの求められるライトゲームにおいて、この軽さは感度に直結する絶対的な強みとなります。
21ツインパワーは「MGLシリーズ最強」を謳っているわけですが、現状公表されているスペックから見るとボディに採用されている金属の違いと、スプールの耐久性になるでしょうか。
これまで最上位モデル ステラにしか搭載されていなかった「バリアコートスプール」が採用され、とにかく傷つきにくいスプールとなっているようです。
これは磯など、足場が悪いフィールドでの転倒や置き傷によるスプールの損傷を防ぐ意味など、万一の保険としてあって嬉しい機能。
ただし、多くの方が述べているように21ツインパワーXDのスプールは複数の機種と互換性があり、スプールのみ購入することでこの恩恵を受けることができます (これはまあまあ重要)。
同じMGLシリーズであるヴァンキッシュとの使い分けは、使用するフィールドや釣りの種類で明確に分けることができそうです。
そういうことで、安くなった17ツインパワーXDを購入しました
さて、これまで21ツインパワーXDの特徴を述べてきましたが、今回はこの新作発表のタイミングで旧モデルである17ツインパワーを購入しました。
ここまで示したように、最新の技術の搭載された21ツインパワーXDの魅力は十分よく伝わりました。
ただ、ミーハーな一消費者としては、やはり「フルメタルボディ」という響は何より魅力的なものでした。
あくまで物としての質感に魅力を感じる私自身の好みであり、決して21ツインパワーの剛性がどうのといった理由ではありません。
リールは最新のモデルを購入するのがもっとも満足できる方法であり、あまり積極的にはお勧めできませんが、やはり旧モデルは安くなるのがメリット。
今回中古でPEライン付きの美品が28,000円で購入できました。
今後型落ちでセール等も実施されることになるかと思うので、17ツインパワーXDが気になる方は要チェックです。
使用感等は実際に使用してから紹介させていただきます。
Fin.
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