フラットフィッシュ入門に最適!ショアガン エボルブ SFSGS-98M+FLインプレ
- 2020.01.07
- サーフゲーム
皆さんは愛用のロッドというものを持っていますか?
私は釣りを始めた時から愛用しているロッドが1つあります。
PALMSのShoreGun EVOLV FLATFISH EDITION (ショアガン エボルブ フラットフィッシュエディション)、SFSGS-98M+・FLです。
フラットフィッシュエディションという名前の通り、本来サーフ用のロッドになりますが、サーフだけでなく磯や堤防など、様々な釣り場で使用してきました。
今回はこちらのロッドの使用感について、紹介していきます。
SFSGS-98M+・FLのスペックと外観
ショアガン エボルブシリーズの特徴として、ショアからのキャスティングゲームのカテゴリーごとに、専用ロッドがラインナップされています。
カテゴライズされたスペシャルモデル群
ショアキャスティングゲームをカテゴライズし、それぞれのゲームスタイルやシーンに最適なベンディングカーブを与えることで完成したショアガンエボルブのブランク。
出典 : PALMS HP
フラットフィッシュ専用のフラットフィッシュエディションの他にも、ショアジギングロッドやエギングロッドなどが販売されています。
フラットフィッシュエディションには、3つの長さのロッドがラインナップされています。
このうち、初心者でも扱いやすい、一番短い98ML+のものを使用しています。
コントロール性に優れたフラットフィッシュ専用モデル
サーフや堤防、河口からのフラットフィッシュ狙いで、ピンポイントのストラクチャー狙いに優れたロッドレングス。風の影響も受け難く、消波ブロック帯、岩盤帯や沈み根、藻場などのストラクチャー際に潜むフラットフィッシュをロッドでルアーをコントロールしながらタイトに攻める事ができます。
出典 : PALMS HP
グリップはショアガン エボルブシリーズからEVAに変更されていますが、前シリーズであるショアガンではコルクが使用されています。
URL : ショアガン旧モデル紹介ページ
コルクのグリップが好きな人は、中古でショアガンシリーズを購入するのもいいかもしれません。
私自身はEVAのグリップの上に、滑り止め用のラバーを巻きつけて使用しています。
バットセクションには高弾性のマテリアルが採用されていて、遠投性能を向上させているそうです。
テクノロジー×マテリアル
ショアガンエボルブのブランクは、バットセクションを中心に適所に高弾性マテリアルを採用。キレのあるキャストフィールや、トルクの上限を持ち上げることで得られるさらなる遠投性能の向上は、これらマテリアルの特性を熟知し、それらを引き出すブランク設計技術があってこそ。
出典 : PALMS HP
遠投性能は様々な釣りで釣果を左右する要素のため、大変助かる機能ですね。
フラットフィッシュエディションでは、ヒラメのワンポイントのロゴがロッドにプリントされています。
もともと、このワンポイントロゴに一目惚れして、購入に至ったという背景があります。
さりげないFLATFISH EDITIONのロゴ、格好良いですよね。
SFSGS-98M+・FLの使用感
ヒラメ専用ロッドとして、繊細なティップと強いバットパワーが特徴
ロッドのタイプとしては先調子で、ヒラメのバイトを弾かないよう、ティップは柔らかく設計されています。
一方で、ヒラメのようなそこに張り付く魚を浮かせるように、バットはしっかりしているロッドになります。
大型のエイを堤防でかけた際には、穂先が大きく曲線を描きましたが、バットパワーがあるため浮かす事ができました。
サーフで座布団ヒラメをかけても浮かせる事ができるのではないでしょうか。私自身釣った事がないため、確証はありませんが。。
ライトショアジギングやシーバスロッドの代用として、問題なく使用可能
フラットフィッシュエディションのロッドにもかかわらず、これまでは堤防や磯からのライトショアジギングで使う機会がほとんどでした。
グリップエンドは長めに設計されているため、脇に挟んでメタルジグをしゃくる事が可能です。
ルアーは10-45gまで投げられる設計になっていて、40gのジグもフルキャスト可能です。
ロッドパワーもありますので、50cm程度の中型青物までは割とすんなりあげることができます。
ただし、一度大型青物と思われる魚には打ちのめされた経験がありますので、中型青物までをターゲットとしたライトショアジギングで使用可能といった感じです。
また、設計の近いシーバスロッドの代用としても使用が可能です。
自重は少し重めも、しゃくりやすさは大きなメリット
最近ライトショアジギングの際は、電車での持ち運びを考え、アブガルシアのパックロッド(XRFS-935M-MB)を使用するようになりました。
ロッド重量は約20gアブガルシアのパックロッドのが軽いですが、この20gの違いは割と大きな違いだと感じています。
ライトショアジギングのようなしゃくりの多い釣りの場合、この20gがじわじわと効いてきます。
ただし、グリップエンドがXRFS-935M-MBより太く長いため、脇に挟んでのしゃくりやすさは圧倒的にSFSGS-98M+・FLに軍配が上がります。
このあたりの使いやすさは、自身のスタイルによって変わるため、購入前に事前に試してみるのが吉ですね。
実際写真で見ても長さはさほど変わらず、しゃくりやすさに大きな差があるようには見えませんが、その違いは使ってみるとはっきりと分かります。
PALMSのロッドは3年間半額で修理可能な保証付き
有名な話ですが、PALMSのロッドは3年間、半額で修理が可能な保証がついてきます。
この3年という保証期間の長さは随一で、折ってしまっても比較的安価で修理が可能です。
私自身も磯での不注意で一度折ってしまったことがありましたが、この保証で修理をすることができました。
修理の際は、ロッドと保証書を近くの釣具屋に持っていけば対応してもらえます。私は近くの上州屋で修理依頼をしました。
ネットで買うと保証書に店舗のスタンプが押されていないことがあり、保証を受けられないことがありますので、極力店頭で買うことをおすすめします。
2020年の目標 with SFSGS-98M+・FL
長年愛用して来たショアガン エボルブですが、パックロッド購入によって出番が減って来ています。
ただ、愛用のロッドとして達成したい目標があります。
それはサーフでヒラメを釣ること。
サーフで釣りをする機会が少ないため、実はサーフからヒラメを釣ったことがありません。
サーフに関しては右も左も分からないような超初心者ですが、今年は何とかヒラメを釣り上げたいと思っています。
このロッドとともに、今年の目標達成に向けて取り組んでいきたいと思います。
まとめ
今回の記事では、ショアガン エボルブ フラットフィッシュエディションのロッドを紹介していきました。
サーフでのフラットフィッシュ専用に設計されたロッドではありますが、ライトショアジギングやシーバス釣りにも使用可能な、様々な釣りに使えるロッドだと思います。
私のような初心者でも長く、幅広く使えたロッドなので、フラットフィッシュ入門ロッド、兼万能ロッドとしておすすめです。
Fin.
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