カサゴの刺身、あら汁の作り方!【捌き方あり】
- 2019.12.07
- 魚料理
カサゴを食べる!となった時、みなさんは何の料理を思い浮かべますか?
一番多く挙がりそうなのは、煮付けでしょうか。カサゴの煮付け、美味しいですよね。
実はこのカサゴという魚、刺身で食べるとめちゃくちゃ美味しいんです。個人的にカサゴのお刺身は、刺身ランキング上位に入ってくる美味しさだと思っています。
残った部分であら汁を作れば、1食を賄うこともできちゃいます。
今回の記事では、釣ったカサゴを刺身とあら汁にして食べる際の調理法について紹介していきます。
カサゴの下処理
まずはカサゴの内臓を取り出して、鱗を取りましょう。
鱗はペットボトルの蓋を利用すると簡単に取ることができます。この時、水道の水を当てながら作業すると、鱗が飛び散ることを防ぐことができます。
鱗が取れたら頭を落とします。カサゴの頭はとても良いダシが出るので、エラのみ取り除いてあげます。
これで下処理は完了です。
カサゴの刺身は寝かしてあげるのがオススメ
もちろんすぐに食べても美味しいですが、個人的には数日寝かしてあげると旨味が凝縮されるのでオススメです。
私の場合、キッチンペーパーで魚を包み、その上からラップを巻いて冷蔵庫で保管しています。今回は三枚おろし後に出る中骨もあら汁に使うため、頭部も同様の方法で寝かせました。
カサゴの三枚おろし
背側、腹側両方から中骨に沿って包丁を入れ、最後は横から刃を入れて3枚におろしていきます。
腹骨をすきとり、皮をひいてあげれば柵とり完了です!
中骨は気になるようであればピンセットで外してあげます。サイズ的に今回はそこまで気にならないため、外さずに処理しました。
あとは一口サイズに切り分ければ、完成です。
カサゴのあら汁調理法
刺身として食べられない頭と中骨は、あら汁にすることで余すことなくいただけます。
沸騰したお湯にカサゴのあらを入れて、油が浮いてくるまでよく沸騰させます。
見るからに美味しそうなダシが出ていますよね。
あとは火を止めて、味噌をといて上げれば完成です。本当に手軽にできるのでオススメです。
実食
カサゴのお刺身の特徴は、何より弾力のある食感にあると思っています。
カサゴの力強い泳ぎを可能としている、筋肉のしまった食感というのでしょうか、この食感は一度食べると病みつきになります。
噛んでいくと甘みが出るのも特徴ですね。
また、カサゴのアラから出るダシもまた絶品です。カサゴダシの美味しさを味わうことのできるのは釣り人の特権なので、ぜひ味わってみてください。
まとめ
今回は釣ったカサゴを使った、刺身とあら汁の作り方を紹介していきました。
割と簡単に釣れるイメージのあるカサゴですが、食べるととっても美味しい魚です。
新鮮なカサゴを余すことなく食べることができるのは、釣り人ならではの事です。
ぜひ一度、料理の方チャレンジしてみてください。
Fin.
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