初心者でも青物が釣れる!ライトショアジギングタックルを2万円で揃える
- 2019.11.22
- ショアジギング
ルアー釣り未経験の人にとって、ルアー釣りは難しいという印象を持たれる方が多いように思います。
実際、私自身も釣りを始めたてのころはそう思っていました。
餌と比べると集魚力にかけることが多く、一筋縄では行かないのも事実です。
ですが、ショアジギングに限って言えば、時期と場所さえあっていれば、大きな魚が初心者でも連れてしまう、そんな魅力的な釣りなんです。
初心者だった私も、山形県で50cmのサゴシを釣り上げて以来、すっかり虜になってしまいました。
そんな魅力的な釣りを普及すべく、今回の記事では初心者が青物を釣るために必要な、最低限かつ低価格なタックルを紹介していきます。
青物の暴力的な引きを味わうと、病みつきになりますよ!
ショアジギングを楽しむために、最低限必要な心得
初心者でも手軽に大きな魚が釣れる、魅力的な釣りではありますが、最低限押さえておかなくてはいけないことはあります。
それは、最低限の道具は揃えておかないと釣りにならないため、多少の出費は覚悟すべきということです。
以前知人ができる限りお金をかけたくないということで、激安ナイロン糸でメタルジグを放っていましたが、飛距離がほとんど出ず、周りの爆釣を横目に撃沈していたのを覚えています。
もちろんお金をかければ、それに比例して釣果が上がるわけではありませんが、足切りに引っかからない程度の道具は必須です。
今回の記事では、極力低価格で青物を釣れるタックルを紹介しますが、多少の出費は必要なことを心得ていただければと思います。
ショアジギングを始める上で、必須なアイテムを紹介
それでは、実際に必要なアイテムを紹介していきます。
ショアジギングを始める上で、最低限必要になってくるものは以下の5点になります。
- ショアジギング用ロッド
- リール
- PEライン
- リーダー
- メタルジグ
それでは、各アイテムについて、おすすめのものを紹介していきます。
ショアジギング用ロッドのチョイス
釣りをする上で、ロッドは釣り人の分身みたいなもので、とてもこだわりたいアイテムだと思います。
とにかくデザインで選びたい、あまり人が使ってないものが良い、など人それぞれこだわりのポイントも異なると思います。
私自身もヒラメの形が好きなもので、ヒラメのロゴが入ったPALMSのShoreGun EVOLVのフラットフィッシュエディションを、2年近くショアジギング用ロッドとして愛用していました。
そんな私自身が言えたことではないですが、初心者の方がまず購入すべき最初のロッドは、ショアジギング専用ロッドです。
1本目のロッドは、30gのジグが投げられる、1万円以下ショアジギング専用ロッドがおすすめ
現在は低価格で様々なショアジギング専用ロッドが出ていますので、まず最初の1本はそうした低価格帯の専用ロッドから選択するのがおすすめです。
例えば、メジャークラフトのソルパラあたりが比較的安くて評判が良いロッドになります。
専用ロッドはその名の通り、その釣りに特化した性能を持っているため、最初の1本として選択してまず間違いありません。
また、現在は低価格でもそれなりのクオリティを持っているロッドが多く、1万円以下でも十分すぎる性能を持ち合わせています。
安いロッドだからルアーのアクションがおかしくなる、感度が悪くてあたりを拾えない、といったことはまずありません。
購入の際には以下の点を考慮して選択するのが良いでしょう。
・遠投性能を考え、8.5ft以上である(できれば9ft以上がベスト)
・30gのジグを投げられるスペックがある
以下の記事で1万円以下で購入できるおすすめのロッドを紹介しています↓
汎用性を求める場合、シーバスロッドやフラットフィッシュ用のロッドを選択するのも○
ショアジギングだけでなく、シーバスやヒラメ釣りにも使いたい、そんな考えをお持ちの場合はそれらのロッドを購入するのもありだと思います。
シーバスやフラット用のロッドはショアジギング専用ロッドと類似したスペックを持っている場合が多く、不自由なく使用することができることが多いです。
実際、私自身も過去フラットフィッシュ用のロッドを使用していましたが、問題なく青物を釣ることができていました。
こうしたロッドを使用する場合も、ショアジギング専用ロッドと同様の判断基準で選択してみてください
電車釣行や遠征にも使いたいという場合は、パックロッドの購入検討も○
パックロッドはロッドの継ぎ数が多く、持ち運び性能が格段に上がっているロッドになります。
特に電車で釣り場に行くような方には強くおすすめしたいロッドになります。
今のパックロッドは通常のロッドと遜色なく使用できるものが増えています。
以下の記事でショアジギング用パックロッドを紹介しているので、興味がある方はご参照ください。
ここまでロッドについて紹介してきましたが、私個人の意見では、初心者にとってロッドは極力費用を抑える側の道具だと思います。
ショアジギング用リールのチョイス
ロッドと同じくらいこだわりを強く持ちたいと感じるのが、リールですよね。
好みのデザインだけでなく、ロッドとの組み合わせなんかも気にしてしまいがちです。
リールに関してはピンきりで、安いものは本当に安く購入可能ですが、ある程度お金をかけることをおすすめします。
ショアジギングはリール負荷が大きいため、5000円以上10000円以下のリールがおすすめ
ライトショアジギングでメインのターゲットとなる中型の青物は、中型とはいえパワーは非常に強いです。
耐久性の面や、ドラグの性能を考えた時に、格安のリールはオススメできません。
ただし、高級リールが必須となるかといえばそうではなく、ダイワやシマノあたりの大型釣り具メーカの入門クラスのリールで十分です。
コスパの良いリールで有名なのが、ダイワの15 レブロス3012Hでしょうか。
私自身も過去愛用していまして、実績も非常にある有名リールです。
シマノであれば、現在は16 ナスキーあたりがコスパの高いリールとしての有名どころでしょうか。
ナスキーであれば、4000XGがおすすめです。
ギアについては、ライトショアジギングの場合ハイギア、エクストラギアなど、ギア比の高いものを選びましょう。
1回転あたりの糸巻き量が多いことは、ライトショアジギングにおいてルアーアクションや手返しの面で有利になることが多いです。
ショアジギング用PEラインのチョイス
飛距離が命とも言えるショアジギングにおいて、ラインはPEラインの一択です。
PEラインは価格が若干高価なため、ラインのためにこのお金を払うのは、、、とすこしためらいたくなる気持ちも分かりますが、ラインはとても重要なポイントです。
まさに文明の利器、PEラインの効果は絶大です、投げたときの飛距離が圧倒的に変わります。
私自身、初めて使用した際には、その投げやすさに感銘を受けました。
高価とは言っても、アマゾンのクレハ シーガPE X8であれば、2000円を切った価格で購入できるのでおすすめです。
初めてPEラインを使う方は、1.5号から始めればある程度の魚がかかっても安心です。
号数を下げると飛距離が伸びますので、PEの扱いに投げてきたら、徐々に号数を下げていくのが良いでしょう。
ショアジギング用リーダーのチョイス
擦れに弱く、伸びのないPEラインの弱点を補うため、PEラインの先端に結んで使用するリーダーも必須アイテムです。
正直リーダーを結ぶのは面倒ですが、無いと釣りにならない代物です。
ショアジギングはメタルジグをしゃくる釣りになるので、メタルジグと糸の結合部には非常に強い衝撃がかかります。
伸びのないPEラインに、ショアジギングのシャクリによる瞬発的な衝撃がかかると、ラインはプッツリと切れてしまいます。
大事なメタルジグをあっさり失って涙目になりますので、リーダーは購入して、PEラインと結合しましょう。
リーダーの選択は環境によって変わりますが、まずは自身の使用しているPEラインの号数を20倍したポンドのフロロカーボンのリーダーを使用するのがおすすめです。
PEラインが1.5号であれば、リーダーは30lbということになります。
リーダーについても、必要な強度の基準にあれば、はじめのうちは安いもので問題ありません。
メタルジグのチョイス
最後に、疑似餌となるメタルジグを用意しましょう。
個人的な意見にはなりますが、釣れる場所で釣れる時期であれば、どんなメタルジグでも魚は釣れると思っています。
有名な100円ショップのメタルジグでも釣れるときは釣れるときは釣れますし、1000円のジグでも釣れないときは釣れません。
ただし、高価なものはそれだけ設計にこだわっている部分もありますので、有利になることも当然あります。
その上で、やはり始めたてのときは比較的安価な
安いものであればロストした際のショックも軽く済むのは大きなポイントだと思います。特に始めたての頃は着底を感じられなかったり、地形を把握できておらず、底に引っ掛けることが多くあるので。
一つポイントを挙げるとすれば、フロントにアシストフックがついているもの選択する、またはご自身でつけてあげるのが良いかと思います。
狙う魚によって変わるポイントではありますが、青物は頭から食ってくる魚が多いためです。
ジグパラあたりが、フロントにアシストフックを最初から搭載しているコスパに優れた商品として有名ですね。
以下の記事では、ジグパラを使ってタチウオが釣れた例を紹介しています。
まとめ
今回はライトショアジギングに最低限必要なものについて紹介していきました。
あくまで一例となりますが、お金をかけるべきところとそうでないところを分けてものを購入していけば、2万円以下でスタートできる釣りだと思います。
仮に今回紹介したものをAmazonで揃えるとすると、18,367円+メタルジグの代金になりますね。
手軽にタックルが準備できて、大きな魚をかけられる、非常に魅力のある釣りだと思います。
興味のある方は、アイテムを揃えて是非チャレンジしてみてください。
Fin.
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